小沢ｖｓ菅という明確な対立はいいとして、それじゃ3カ月ほど前の政治と金の問題の責任を取って辞めたのはどうなるのという点が一番気になるところ。その上、首相経験者は議員をやめるとまで言っていた鳩山さんがこの時期にのこのこ出てくるもの気に入らない点です。
ほとぼりが冷めるの「ほとぼり」とは、もともと余熱などの熱気のことです。ちまたでは、まだまだ残暑は残っているのに、彼らのほとぼりはすっかり冷めたつもりのようです。残っている熱気は全部選挙絡みみたい。
国民は残っている暑さとは裏腹に、この党首選はいい加減うんざりしてすっかり冷めきっているのに、国会議員の方だけが熱い(笑)状態になっているということが一番困るのだけど、どうも、議員さんは基本的には選挙が好きなんですね(笑)。
日本も大統領制になって、議員さんから権力争いの力をそぎたいところです。こんなことしている間にも歳費は出ているのですから。国民を「官僚が悪い」みたいな敵を作る方向に誘導する前に、自らの議員数削減をすぐにでもやった方がいいような気がします。
民主党の場合は、党首の任期は2年。2004年から3期あるわけだけど、その間に、岡田、前原、小沢、鳩山、菅と、、、なんと1期続くどころか5人も。一方の自民党もその間に、小泉、安部、福田、麻生、谷垣と5人だから、どっちもどっちですね。
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