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[ 2010/08/30 (月) 12:36 ]
■ 「選ばれる」という経営課題を考えてみたい・・・なんて時代だと思うけど、政治の世界はまだまだ前世紀か?
昨日、「元気な社員がいる会社のつくり方」を読みましたが、そこに20世紀型会社や、アンチ20世紀型会社、これから大切したい会社などの経営課題がありました。

20世紀型会社は、高度成長期ですから、経営要素は「人、モノ、金」です。経営課題も「右肩上がり」となります。どんどん作るものが売れるのですから、設備投資は右肩上がりの売上のためにあります。

そんな過去の景気の良さは二度と来ないでしょう。そういう体験が重要なら、中国や東南アジア、アフリカなどこれから伸びるところに行かないといけないです。

バブル崩壊後、グローバルな世界となった社会では、アンチ20世紀型会社として、経営要素は「人、モノ、金、情報」があげられます(情報はすでに1980年初めから言われていましたが)。そのような会社での経営課題は「勝ち組になる」です。

しかし、これから、坂本先生が書かれた「日本でいちばん大切にしたい会社」にあげられるような会社の経営要素は「人」になるわけです。経営課題は「選ばれる」ということです。

この選ばれると言うのは、顧客(市場)に選ばれると言うことも重要ですが、社員にも選ばれる会社ということです。これは重要な新しい経営課題でもあります。

このような時代に、政治はずいぶん古いです(笑)。「選ばれる」という時代に、選ばれない人が「人と金」で、、、って、前世紀の遺物みたいなことをやっていますね。